ホームページを運用する上で切っても切れないのがSEO対策です。前回に引き続きSEO対策について説明します。
SEO対策が重要なことはわかったけど、具体的にどうすればいいの?
SEO対策には「内部施策」と「外部施策」の2つがあるんだ。内部施策というのは、自分のホームページに対策を施すこと。外部施策というのは他のサイトから自分のホームページにリンクを張ったりすることなんだよ。まずは内部施策について説明するよ。
内部施策というのは検索結果の上位に表示されるようにホームページに対策を施すこと。具体的にはHTML(エイチティーエムエル)をカスタマイズすることなんだ。
HTMLってなんですか?
HTMLは(HyperText Markup Language)の略で、ホームページを作成するために開発された言語で、インターネット上で公開されてるホームページのほとんどはHTMLで作成されているんだ。HTMLを見るにはブラウザ上で右クリックして「ソースを表示」をクリックすると簡単に見ることができるよ。
わー本当だ!ホームページはHTMLからできているのね?
<li>とか<ul>というのは「タグ」といってHTMLは沢山のタグから出来ていて、SEO対策というのはタグの内容を適切に設定することなんだ。で、SEO対策で特に重要なのは<title>と<description>、<keyword>の3つのタグなんだよ。
タイトル?ディスクリプション?
<title>タグというのはホームページのタイトルを決めるタグで、<description>はホームページを100文字程度の文章で表した説明文。<keyword>はGoogleに「こういうキーワードで検索された時に表示してください」とお願いするものなんだ。今回は<title>タグについて説明するよ。たとえばYahoo!には次のような<title>タグが設定されている。
なんでこれが重要なの?
それは検索結果に表示されるからなんだ。「ヤフー」というキーワードで検索すると次のように表示される。<title>タグに設定した内容がそのまま表示されていることがわかるよね。
あー本当だ!
これが適切に設定されていないと、何のホームページかわからないよね。だから重要なんだ。
なるほど。<title>タグが重要なのはわかったけど、具体的にどのように設定すればいいの?
立候補予定者の人は「名前」と「肩書」「選挙区」を入れておくことをお勧めするよ。名前を入れないと誰のホームページかわからないし、肩書をつけないと何をやっている人なのかわからない。
選挙区を入れるのは同姓同名の政治家がいた場合に区別するためなんだ。同姓同名の政治家が検索結果に並んで表示されてしまうと検索している人が混乱してしまう。それを避けるために選挙区を入れるんだ。選挙区が入っていればどの選挙区の政治家であるか一目で分かるようになるからね。具体的にはこんな感じかな。
こうすれば立候補予定者であることが一目で分かるし、選挙区が入っているので同姓同名の政治家がいても区別がつくよね? 政党に属している場合は政党名を書くこともあるんだけど、選挙かつ代さんは無所属だからこれでいいと思うんだ。
なるほど。名前と選挙区と肩書ね。書く順番とかは関係あるんですか?
名前を一番前にもってきたほうがいい。Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンは最初に設置されているキーワードほど重視する傾向があるんだ(大きな効果はないという意見もあります)。
それに検索結果に表示される文字数は決まっていて、長すぎると切れちゃう可能性があるんだ。たとえば、これは東京都知事の小池ゆりこさんのホームページを検索したところなんだけど、末尾が切れちゃってるよね。
本当だ! だから名前は最初にもってきたほうがいいのね?
名前が切れちゃったら、何のホームページなのかわからなくなっちゃうからね。
確かにそうね。
ホームページを作ったら、まずは<title>タグを設定して検索した時にその文字列がきちんと表示されているかを確認してほしいんだ。
わかりました。
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