中国共産党が仕掛ける情報戦 #Trumpandemic

ニュース・コラム

在仏中国大使館が「#Trumpandemic(トランプパンデミック)」というハッシュタグをつけて、ツイッターに投稿したことが話題を呼んでいる。中国共産党は、新型コロナウイルス感染拡大の責任を、アメリカに押し付けるべく、大々的に宣伝活動を始めている。

アメリカでは去年インフルエンザが大流行し、2万人近くが亡くなった。それについて、在仏中国大使館は23日のツイッターで「昨年9月以降、インフルエンザによるとされた(米国での)死亡例2万件のうち何件が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるものだったのか?」「米国は新型コロナウイルスによる肺炎を、インフルエンザによるものだとごまかそうとしたのではないか?」と投稿。つまり、「アメリカが発生源だ」と言いたいようだ。

在仏中国大使館は、さらに「米メリーランド州のフォート・デトリック(Fort Detrick)基地にある米国最大の生物化学兵器研究所が昨年7月、突然閉鎖され、その閉鎖後、米国で一連の肺炎や類似の症状が現れるようになった」とも投稿している。

ネットが広く普及した今日に於いて、プロパガンダがどれほど有効に機能するのか? それに対してアメリカがどう対処するか? 情報戦に弱い日本は大いに参考にすべきだろう。

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