「ホリエモン新党」を結党し、自身を含む3名の候補者を擁立したN国党代表・立花孝志氏。話題となっているのが、そのポスターだ。以下の画面をご覧いただきたい。
出馬が噂されてた堀江貴文氏の顔写真がデカデカと掲載されており、なぜか立花氏以外の候補者の顔写真は掲載されていない。3枚のポスターが横並びに張られているのも意図的なものを感じる。
立花氏が「ホリエモン新党」を結成し都知事選に立候補した理由はもちろん知名度のアップ。都知事選に立候補すれば政見放送が全国に流れるし、選挙公報が数千万世帯に配布されるし、選挙ポスターを都内一万か所以上に張ることができる。都知事選挙は日本の首都の首長を決める選挙とあってマスコミの注目度も高い。広報活動と捉えれば、たとえ供託金の300万円が没収されたとしても十分に元がとれる。そのような計算があるのだろう。
話題となっている「ホリエモン新党」のポスター。もちろん法律違反ではないのだろう。しかし、堀江貴文氏が応援しているという誤解、あるいは堀江貴文氏が立候補しているという誤解を有権者に与える恐れはありそうだ。選挙制度の不備を度々指摘されている立花氏。選挙ポスターの法律に関しても考えてみてはいかがだろうか。
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