[都知事選] 後藤輝樹氏「都選管の怒りが激しくて凄く怖かった」 4年前の政見放送収録の裏側を暴露

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来月5日に投開票を迎える東京都知事選挙。選挙戦も中盤に入り各候補者の政見放送が流れはじめている。中でも注目されているのが後藤輝樹氏のものだ。収録を終えた同氏は自身のユーチューブチャンネルを更新。4年前の政見放送収録の裏側を暴露した。

「4年前に政見放送を撮ったときに、スタジオが凍り付いて、都選管もNHKの人も『駄目だ』と言って― 都選管の怒りが激しくて、凄いブチ切れているんですよ。『ふざけるな』みたいな感じで― すごく怖かったね」

政見放送を流す側の立場に考えれば反対されるのは当然だろう。そもそも、放送禁止用語を連発するような政見放送など想定していないはずだ。

「総務省に電話したんですよ。『政見放送を撮れなくなっているので助けてください』と。行政が『政見放送をこういう内容にしろ』とか『これは撮っちゃ駄目だ』とか言っちゃいけないんですよ。検閲になっちゃうから。憲法違反になっちゃうわけ。だから総務省は良いとも悪いとも言わなかった」

「そうしたら都選管がトーンダウンして、あれだけブチ切れていた人が「すいません」みたいな感じになって― 都選管はダンマリを決めたわけですよ。『後はNHKと話してください』みたいになって―」

「NHKは行政じゃないという立場をとっているんですよ。公営放送だから。皆から受信料を貰って放送しているから。民間じゃないけど行政でもない。半分半分みたいなところがあるから、そこを抜け道にして(一部を)修正して放送したわけです」

後藤氏の政見放送は前回を上回る衝撃的な内容に仕上がっており、既に200万回以上再生されている。NHKや選管からクレームも入ったようだが、なんとか押し切ることに成功したようだ。

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