高須克弥氏「10万人達成が見えてきた」 大村秀章知事に対するリコール運動に自信

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愛知県の大村秀章知事に対するリコール運動が盛り上がりを見せている。「高須クリニック」の高須克弥院長が発起人となっている「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコールの会」に、現時点で7万人が登録。目標としている10万人達成が見えてきたのだ。11日、ネット番組に出演した高須氏は、リコール成立について自信を見せた。

高須院長は2日、愛知県議会の議会運営委員会で、大村知事の不信任議決を求める請願の陳述を行った。

「祖国を守るために命を落とされた英霊を侮辱する行為は日本人なら誰もが怒りに震える」「陛下のお写真に火を付け、踏みにじる行為は明確な日本と日本国民への侮辱」「反日プロパガンダ作品を愛知県民の税金を使って開催した主宰者は日本人なら許せない」「責任を取らず、開き直っている大村秀章愛知県知事は私にとって国賊と呼ぶべき存在であります」などと訴えたが、全員一致で不採択となった。当日の様子を、高須氏は次のように語る。

「3分間思い切り喋ったんですけど、その場で否決されました」「席は無いと言われた。傍聴席の抽選をやって当たったら座れる。当たらなければ座れないと言われた。(席を)譲ってくれたらいいのかと聞いたら、それも駄目。キャンセル席にも座れませんと言われた」

そもそも傍聴席は議場の外なので答弁する場所ではない。高須氏を議会に呼んだのは、批判を避けるためのアリバイ作りだったのだろう。

リコール推進を決意した高須氏。果たして成功するのだろうか。これについて高須氏は「一瞬で勝負をつける」と自信を覗かせている。順調に署名が集まっていることがその理由だ。

「名古屋市のリコールのときには、一人当たり9.7人集まった。10万人集めれば、80万から90万集まるという目算がある。現時点で7万人集まっている」

愛知県の有権者は、612万3555人(3月1日時点)なので、リコールを成立させるには、約86万5400人の署名が必要だ。10万人の会員が10人の署名を集めればその数字に届く計算になる。

全国から署名を集めている理由は「愛知県民の友人とか親戚に働き掛けてくれれば力になる」と語った。なるほど、他県に住んでいる愛知県人は沢山いるはず。その人達が県内の親戚縁者に働きかければ、大きな力になりそうだ。

「知事のリコールというのは縛りがあって凄く難しいんですよ。これができるなら憲法改正もできる」とも語り、改憲への意欲も示した。

高須氏はリコール成立に向けての決意を以下のようにツイート。

「戦いの火蓋は8月1日に切っておとされます。総攻撃の隊長は署名受任者のハガキに署名して僕の兄弟となって下さったあなたです。身内となった皆さん、僕の総攻撃の合図を待ってください。僕は一瞬でリコールを成立させ、勝負をつけるつもりです。歴史に残ります」

全身がんに侵されている高須克弥氏。文字通り「命がけの戦い」が始まろうとしている。

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