石川区長のマンション購入をめぐり千代田区議会が紛糾

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石川雅己区長のマンション購入問題をめぐり、千代田区議会が紛糾している。

29日、新型コロナウイルス対策や独自給付金などが議論される予算特別委員会。議会は区長に出席を求めたものの、「みなさん(区議ら)はすでに失職していて、委員会は存在しない」と語りこれを拒否。結局、区長や幹部は姿を見せず議論は進まなかった。

問題のマンションは、容積率の割り増しが受けられる区の制度が適用されており、百条委員会は石川区長がその見返りにマンション購入で便宜を図ってもらった可能性があるとして調査を進めている。

石川区長は、区議会が百条委員会で嘘の証言をした疑いで刑事告発を決めた事に対して「実質的な不信任だ」として、議会の解散を表明。これに対して区議会は「解散は成立しない」と主張している。地方自治法では、不信任の議決が行われた場合にのみ、区長は議会を解散することができるとされているからだ。

解散が認められれば、解散後40日以内に選挙戦となる。選挙管理員会は、都や国に意見を求めながら対応するとのことだ。

石川雅己区長は2019年の千代田区長選挙で、小池百合子都知事の支持を受け五選を果たしていた。

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