愛知県の芸術祭「愛知トリエンナーレ」において、不適切な税金の使われ方をしたとして愛知県の大村知事のリコール運動を展開している高須クリニックの高須克弥氏がネット番組でリコールの著名を呼びかけた。
リコールを成立させるためには87万筆の署名が必要で、それを集めるための受任者が現在7万人集まっているとのこと。この7万人が13人以上の署名を集めればリコール成立となり、住民投票によって大村知事の進退が問われる。
7万人の受任者を集めるまでには相当な苦労があったようだ。高須氏が「物凄い打撃」と語っていたのは、「受任者の住所や氏名が晒される」といったデマだ。反対派は選管によって住所や氏名が公表されるとデマを流し、受任者が集まらないような工作を仕掛けた。これには映画評論化の町山智浩氏や精神科医の香山リカ氏も係わっているようで、高須氏は地方自治法の第74条を根拠に、両名を刑事告訴したそうだ。高須氏は次のように語る。
「なんの得にもならないことに協力して被害をこうむるということになったら、とりあえず私はひいておこうという流れになってしまいます。」「自分に危害が及ぶような口コミって結構広がるんですよ。」「あれをやると会社にバレちゃう。ご近所にバレたら困る。選挙というのは無記名でかけるからいいんですけど、これは選挙じゃなくてリコールですから、誰がやったかということを選管が本人だと確認しなきゃならない」
そのほか「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコールの会」のサーバーがサイバー攻撃にあったり、署名活動中に反対派に暴力を振るわれたり、事務所に盗聴器を仕掛けられたり、高須氏が所有している車のタイヤのボルトが壊されたこともあったそうだ。
リコール運動はマスコミに取り上げられることは少なく、愛知県民にはほとんど伝わっていないようで、高須氏は番組最後に「愛知県民に伝えてほしい」と訴えていた。
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