米大統領選 トランプVSバイデン 第一回討論会の勝者はトランプか?

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11月3日の投開票に向け、アメリカ大統領選挙は、現職の大統領トランプ氏と民主党の大統領候補バイデン氏の討論会が始まった。

討論会に先立ち、CNNは「バイオレンスVSウイルス」という記事を掲載。討論会は新柄コロナウイルスへの対応で失敗したトランプと、BLM運動を煽ってきたバイデン=民主党。互いの責任を追及する内容となるだろうと予告した。討論会はCNNの予告通り「バイオレンスVSヴィールス」となった。

トランプはBLMを主導しているのは民主党でありバイデンだと主張し「民主党の市は左翼過激派によって破壊され、奴らはキミを意のままに操る」と発言した。ジョージ・フロイド氏が白人警官に首を膝で押さえつけられ、死亡した事件を切っ掛けに、アメリカではBLM(Black Lives Matter)運動が広がりを見せている。アメリカ国民が懸念しているのは都市部に留まっているBLM運動が地方にまで広がることだ。トランプ氏は、BLM運動が盛んな地域は民主党が首長を務める地域であると指摘し、もし民主党の大統領が誕生したら国中で同じことが起こると主張した。

一方のバイデンは新型コロナウイルス対策で失敗したことを責め立てた。トランプは初期に新型コロナウイルスを軽視していたことに対して「国民がパニックになることを避けるため」と主張していた。それに対してバイデンは「あなたがた(国民)はパニックにならなかった。パニックになったのはあなた(トランプ)だ」と反論した。

トランプ優勢を印象付けたのは、バイデンの息子であるハンター・バーデンに関する追及をした際であった。トランプは「中国はきみのランチを食べた、ジョー」という表現を使いバイデン氏の息子であるハンター・バイデンと中国の癒着を取り上げた。それについてバイデンは「真実ではない」と反論するだけにとどまった。

討論会は両名の罵り合いに終わり、メディアは「敗北者は米国民」と批判した。

アメリカ大統領選挙は3回の討論会を経て11月3日に投開票が行われる。

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