松井一郎氏「負けたら政治家をやめる」 大阪都構想の住民投票が告示

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大阪都構想の住民投票が12日公示された。前回の住民投票では僅差で否決され、大阪維新の会の代表であった橋本徹氏(当時)が、政治家引退に追い込まれた。今回の住民投票では現代表の松井一郎大阪市長が政治家生命を掛ける。

都構想は可決されるのだろうか? 可能性は高いと筆者はみる。吉村洋文大阪府知事の人気が高いからだ。吉村知事は新型コロナウイルスが広まるや、独自の政策を打ち出し一定の効果を上げる。そのリーダーシップが評価され、今日では「将来の首相候補」と言われるほどの人気を得ている。その吉村氏の人気に後押しされ、日本維新の会の人気は高まっている。

7月の東京都知事選挙に出馬した日本維新の会推薦の小野泰輔氏は、ほぼ無名ながら61票余りを獲得し周囲を驚かせた。

直近の選挙でも、コロナ過で軒並み得票数を下げる中、維新だけが得票数を伸ばすといった選挙が散見される。維新の候補者を積極的に支援しようと考える有権者が増えているためと見られる。この勢いを住民投票に繋げることができれば都構想が可決される可能性は高いのではないだろうか。

維新の会は、吉村洋文大阪府知事を前面に出し、前回の住民投票で反対に票を入れた地域を重点的に回るなど賛成票の掘り起こしを必死で行っている。

維新にとって大阪都構想の実現は政策の一丁目一番地。投開票は11月1日に行われる。

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