7月に投開票を迎える東京都知事選に、ホリエモンこと堀江貴文氏が立候補するのでは?との憶測が出ている。そんな中、堀江氏は自身のユーチューブチャンネルで「ネット投票」の実現を訴える動画を配信した。
ネット投票の推進する理由としては、
「今の選挙の本人確認というのは、その人の住所に選挙管理委員会から手紙が届いて、その手紙に入っている選挙の用紙を持って投票所に行ったら、本人確認もロクにされずに投票出来ちゃうという超ゆるゆるの仕組みなわけです」
とコメント。そのうえで、
「僕は2005年に衆議院議員選挙に出たことがあるんですけれども、その時に老人ホームを訪問したことがあって、その時に僕が愕然としたのは、認知症末期みたいなお爺さん、お婆さんが投票券を持っているんですよ。ボケていようが、18歳以上の日本人なら投票権があるわけですよ。どうやって意思決定をやっているのか分かりませんけど、それでも投票ができちゃうという状態なんです。とある村では、マイクロバスに乗り合って投票所に行くというところもあります。で、『誰に投票した』とか聞かれちゃったりするらしいんです」
と、現行制度に問題があることを挙げた。続けて、
「営業中のパチンコ屋を名指ししているような知事もいましたけど、それを言うなら選挙の投票所というのはどうなんだよと思います。医師のオンライン診療がOKになったり、キャッシュレスを推進したり、色々なことが出来るようになった今、この緊急時にやろうといえばスピーディーに進むと思うんですよ。」
と、三蜜(密閉、密集、密接)を避けるためにもネット投票が必要と訴えた。
「2019年には在外投票と言って、日本に住んでいない日本人の人たち向けの投票を総務省が実証実験をやるというリリースが流れていましたけど、2019年度以内にやっていると思います。つまりベースとなるシステムというのは導入されているわけです」
とも語り、ネット投票を行う環境は既に整っているとの認識を示した。
ホリエモンの言う通り、コロナ禍の今こそ、ネット投票実現に向けて動くタイミングだと思う。何よりも、国民にステイホームをお願いしておきながら「選挙には行ってください」というのは筋が通らない。
ホリエモンの口から都知事選に立候補するとの話は聞けなかったが、N国党・立花孝志氏の動画から判断すると信ぴょう性が高そうだ。ホリエモンが出馬するとなれば、小池百合子氏にとって厄介な相手となる。ここに来て東京都知事選が俄然面白くなってきた。
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