[都知事選] 立花孝志氏「選挙に出るのは売名」 都知事選に立候補した理由を語る

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小池百合子氏リードのまま終盤戦に突入した東京都知事選挙。異色と呼ばれる候補者の中でも特に目立っているのが「ホリエモン新党」代表の立花孝志氏だ。堀江貴文氏が出馬しているかのような三連ポスターで物議を醸したかと思えば、政見放送では「NHKキャスターによる不倫路上カーセックス事件」を喘ぎ声入りで実演し、お茶の間を凍り付かせている。なぜ落選確実な選挙に出続けるのか?本人がその理由を語った。

立候補した理由については「選挙に出続けないとNHKから国民を守る党(以下N国党)が忘れられてしまうでしょう。こういう目立つ選挙に出るのは当たり前のことなんですよ」と語った。

勝算については「勝てるとは思っていません」と述べたうえで、次のように説明をした。

「東京都知事選挙は一人しか当選しませんよね。3人立候補していたら33.4%以上取らないと当選できない。2人だったら50%以上ですよね。多数派の支持がないと当選しないんですよ」

「船橋市議会議員選挙は2600票。1.1%で当選しました。船橋市の選挙は定数50あります。1番も当選だけど50番目も当選なんですよ。船橋市で市長になろうとすれば10万票くらいは絶対に必要です。でも市議会議員の場合は250人に1人でいいんです。つまり少数派も当選できるんです」

「葛飾区市議会議員選挙の得票率は1.36%でした。33番目です。これが少数派も当選する選挙です」

「選挙というのは『多数派のみ当選する選挙』と『少数派も当選する選挙』に明確に分かれているんです。当選しやすい選挙と、当選しずらい選挙というのがあるんですよ」

市区長選をはじめとした、一人しか当選しない選挙では、多くの支持を得ないと当選できず、N国党にはその力は無いと力説した。

N国党の人気が落ちていると噂されていることについては「元々人気は無いんですよ」と語ったうえで「(参議院)選挙の後に知名度がグンと上がって、今は元に戻っている」と語り、支持率が落ちているのではなく、元に戻っただけとの認識を示した。

N国党の目標は、あくまでも国政選挙であり政党要件を満たすこと。落選することを覚悟で選挙に出続ける理由は知名度を維持することにある。当面の目標は近いうちに行われるであろう衆議院選挙になるのだろう。

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