連合・6つの産別が合流新党への参加を見送り 合流新党は一枚岩になれるのか?

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9月1日、国民民主党に所属する連合の組織内議員9人が合流新党への参加を見送ったという報道が流れた。それに対して、連合の神津里季生会長は「事実ではない」と反論している。

合流新党への参加を見送ったのは、UAゼンセン、自動車総連、電機連合、電力総連出身の参院議員7名と、衆院議員2名の計9名。JAMと基幹労連も新党への参加を見送るようだ。

6つの産別の組合員の合計は350万人を超える。不参加となれば、これらの票が抜け落ちることになり、組織票を頼りにしている合流新党にとって大きな痛手となりそうだ。

不参加の理由は、合流新党の綱領案に「原発ゼロ」の文言が入ったことだ。6つの産別は大量の電力を必要とする産業を母体としている。原発を廃止にすれば電気料金が高くなるのは確実で「原発ゼロ」が綱領に入ったことは、6つの産別にとって看過できない問題なのだ。

福島原発事故以降、連合では電力を巡り、産業系と非産業系の対立が目立つようになってきた。「一枚岩で対処していく」と語った連合・神津里季生会長。果たして合流新党は一枚岩になれるのだろうか?

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