オリパラ組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視発言の責任を取り辞任したことに続き、高橋洋一内閣参与が新型コロナを「さざ波」とツイートしたことが批判を浴びています。オリンピック関連の炎上事件が続いていますが、その裏には何があるのでしょうか。
高橋洋一さんがオリンピックに関連し新型コロナを「さざ波」とツイートしたことが炎上したり、オリパラ組織委員会の森喜朗さんが女性蔑視発言の責任を取り辞めさせられたり、オリンピック関連の炎上事件が続いていますね。なぜこのようなことが起こっているのでしょうか?
日本はこの程度の「さざ波」。これで五輪中止とかいうと笑笑 pic.twitter.com/Q6JvZCOTUa
— 高橋洋一(嘉悦大) (@YoichiTakahashi) May 9, 2021
共産党員がやっているという噂があるよね。
どういうことでしょうか?
日本共産党はネットでの世論工作に力を入れているんだ。2013年5月に共産党の中央委員会は「ツイッターとフェイスブックを初めよ」という指令を出したんだ。当時の新聞にも「中央委党員32万人に発信支持」という記事が掲載されているよ。
私もこの記事は見たことがあります。
直後に行われた参議院選挙では「カクサン部!」という特設サイトを立ち上げ、ネット上の世論工作を本格的に開始したんだ。
選挙結果はどうなったんですか?
5人が当選し、改選前の3から11に議席を増やしたんだ。志位和夫委員長は直後に行われた「日本共産党創立91周年記念講演会」で次のように発言しているよ。
「毎日新聞と立命館大学が選挙後おこなった共同研究によりますと、選挙期間中、各党候補者が短文投稿サイト「ツイッター」で投稿した件数を政党別に集計すると、共産党が1万100件と、2位の維新の会の6600件を大きく引き離し、群を抜いてトップとなっています。さらに、これらのオリジナルのツイートがツイッター利用者によってリツイートされた件数も、共産党が23万2200件と、2位の自民党の7万1100件を大きく引き離し、群を抜いてトップとなっています。ツイッターでは「発信力」も、「拡散力」も、日本共産党が第1党だったのであります」
上手くいったのね。
それ以降、ネットを使った世論工作を積極的にやっているみたいなんだ。宇都宮健児さんがオリンピックの中止を呼びかけて32時間で10万件を突破したことが話題になっているけど、これも共産党員が中心にやっていると噂されている。組織力が無いと短期間に10万件もの署名を集めることはできないからね。
で、マスコミがそれに乗っかり世論が作られていくというわけですね。なぜこのようなことを行っているんでしょうか?
政権にダメージを与えたいからだろうね。政権の支持率は新型コロナ対策の失敗によって急落している。支持率を回復させるためには何としてでもオリンピックを開催して明るい話題を提供したい。政権はオリンピックにすがるしかないんだ。そのオリンピックを中止に追い込むことができれば政権に大きなダメージとなり、相対的に野党が浮上する。
なるほど。
なので、オリンピックが開催される直前までネガティブキャンペーンは繰り返し行われるだろうね。
コメント