[都知事選] 幸福実現党の七海ひろこ氏が撤退を表明 マスコミの偏向報道が原因

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過去最多の22人が立候補を表明した東京都知事選挙。各候補者が熱戦を繰り広げる中、25日、幸福実現党の七海ひろこ氏が選挙戦からの撤退を表明した。

「主要五候補という括りでテレビや新聞報道が行われ、有権者の投票を誘導しているように感じております。これでは少数者の意見を都政に反映することができず、民主主義が健全に機能してるとは思いません」

撤退の理由はメディアの偏向報道にあるようだ。メディアは主要五候補という形で、小池百合子氏を含む五人の候補者しか取り上げようとしない。

「放送法に基づいて公平に都知事選の候補者を報道いただけるようにということで申し入れを直接― 私も総務省に伺い高市早苗大臣宛に行くことでお話をさせていただきました。また同じ内容のものを民放各社それぞれに、これも選対の方から申し込んでお届けをさせて頂いております。」

七海氏は前回の選挙にも出馬したが、メディアには全く取り上げてもらえなかった。その反省から今回の選挙では、公平に報道するよう(放送法を遵守するよう)、事前に総務省やマスコミ各社に申し入れを行っていたようだ。

「この5人の(候補者の)中から選ぶんですよという風に誘導されていると言われても、致し方ないことではないかと思っております」

前回の都知事選挙に於いても偏向報道は問題になりBPOの審査対象にもなった。にも拘らず、メディアの体質は一向に改善されていない。有権者に選択肢を与える意味でも公平に報道してほしいものである。

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