25日、幸福実現党の七海ひろこ氏が東京都知事選挙からの撤退を表明。「マスコミの偏向報道に一石を投じるため」というのが理由とされているが、それに異論を唱える人物が現れた。大川隆法総裁の長男、大川宏洋氏である。宏洋氏は自身の動画で、選挙戦撤退の裏事情を暴露した。
「七海ひろ子、立花孝志、平塚正幸は幸福実現党の信者なんですが―」と3名が信者であることを明かしたうえで「供託金とか活動資金とか、全部信者さんのお布施から出しているわけであって、こんだけ結果がでないとお金を出したくなくなりますよね。今までは『これはミッションだからやらなければならない』と採算度外視でやってきたが、今回出せなくなっちゃった」
「職員の中でも政治活動については『早くたたみましょう』みたいな意見はずっとあった。反対派のほうが今回は勝ってしまった」「支部を閉鎖したり吸収合併したり、やり始めているらしいので、そこ(政治活動)に回す資金の余力がなくなってきている。財政状況が前にも増して厳しくなってきている」
七海ひろ子氏が選挙戦から撤退した理由は「マスコミの偏向報道に一石を投じるため」とされているが、宏洋氏は「選挙資金を捻出するのが難しくなっているから」と見ているようだ。
「区議会議員とか市議会議員がいるのかもしれないけど、その人たちの任期が終わったら徐々に縮小していくことになると思います」
幸福実現党は昨年の統一地方選挙以降、コンスタントに当選者を出してきただけに残念である。
ちなみに宏洋氏は「七海ひろ子が撤退したからといって、組織票が立花孝志や平塚正幸に流れるかと言ったらそうでもないと思います」とも語っている。
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