大西氏の「命の選別」発言に山本太郎代表が謝罪 野党共闘に影響も

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れいわ新撰組の大西恒樹氏が、自身の動画内で「命の選別はしないと駄目だと思いますよ」などと発言し炎上。山本太郎代表が対応に追われる事態になっている

問題になっているのは、大西氏が3日に更新した動画内での発言だ。同氏は少子高齢化問題に関連し「どこまで高齢者を長生きさせるのかっていうのは真剣に考える必要があると思いますよ」「高齢者を長生きさせなきゃいけないっていう政策をとっていると、金がすごく掛かる」「命、選別しないと駄目だと思いますよ。その選択が政治なんですよ」「選択するんであれば、もちろん高齢の方から逝ってもらうしかないです」などと発言。命の選別を容認する発言に批判が相次いだ。

山本太郎代表は「命について真摯に向き合うチャンスを与えたい」と語り、一旦は処分をしない方針を示したが、事態が終息しないことを受け、これを撤回。「最終的な処分は党の意思決定の場である総会で行う」と方針を転換した。

今回の事態を受け、立憲民主党などは山本太郎氏への批判を強めており、野党共闘での主導権争いにも影響が出そうだ。次期衆院選に向けて党勢を回復させたい山本氏にとって大きな痛手となった。

大西恒樹氏は、前回の参院選で、れいわ新撰組の比例区から立候補し落選。次期衆院選でも同党から立候補する予定だった。

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