[都知事選] 上杉たかし氏「ホリエモン新党の目標は来年の都議選で議席を取ること」

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「ホリエモン新党」を結成し、東京都知事選挙に3人の候補者を擁立したN国党・立花孝志氏。同党の幹事長であるジャーナリストの上杉たかし氏が新党結成の狙いについて自身の考えを述べた。

「N国党の得票率は大体1%強なんですよ。ホリエモン新党だと前回の港区長選柏井茂達さんという、全く無名の人が出馬して5%位とっているんですよね」

昨年の参院選以来、N国党は選挙に勝てなくなっている。2020年に入ってからは特に酷く、14の選挙に候補者を擁立し僅か2勝。しかも、その1勝は無投票での当選だ。選挙に勝つためには新しい看板が必要で、それが「ホリエモン新党」というわけだ。

「3人の票を合算して5%を超えてくると、次の衆議院選挙はN国党ではなくて、ホリエモン新党で選挙をやったほうが有利だという判断をするんじゃないかと思います」

「ホリエモン」というキャラクターを全面的に打ち出してどれだけの得票率を稼げるのか。今回の選挙はリサーチを目的としているようだ。

「(3人合わせて)900万円の供託金でNHK、民法で5分以上の政見放送ができる。非常にパフォーマンスの良い宣伝になる」

東京都知事選ではNHK総合で2回、TOKYO MXで3回、NHKラジオ第一で2回、ニッポン放送で1回、5分30秒以内の政見放送を流せる。更に600万強の世帯に選挙公報が配布され、都内一千か所以上に選挙ポスターを張ることもできる。街頭に出て街宣活動もできるし、メディアも毎日のように取り上げてくれる。

「狙いは来年の都議会議員選挙です。前回の都議選で圧倒的に勝った都民ファーストの票が浮いちゃっているんです。ホリエモン新党だったらここを取りに行ける。ここが狙いなんですね。来年の都議選にホリエモン新党として二桁を越える議席を目指して候補者を立て、維新の一部、自民党の一部、都民ファーストの一部と提携して票を集める」

立花氏は、来月7日に投開票を迎える東京都議会議員補欠選挙に、ニコ生の人気配信者である新藤加奈氏を立候補させるそうだ。

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