国民民主党の山尾志桜里議員がネット番組に出演。立憲民主党を離れ、国民民主党に入党した理由や、野党が纏まれない理由、次期衆院選に向けた抱負などについて語った。
「『憲法審査会で議論をしましょう』『意見の違いは議論を通じて解決していきましょう』と去年の秋に言ったんですね。そしたら、『立憲民主党は憲法の議論は前に進めないという立場なので余計なことを言うな』と言われた」
「『立憲』というからには、憲法の議論をしていかなきゃいけないだろうし、『民主』というからには、国会議員の発言を、あれは駄目、これは駄目と言われるのは困るなと。この党に居て、どうやって国会議員の役割を果たしていったらいいんだろうと悩んだ」
立憲民主党を離党した直接的な理由は、憲法改正について自由に議論できないことにあったようだ。山尾氏は「一期生の若い議員が本当にモノが言えない」とも語っており、自由闊達に意見が言えない空気が党内に蔓延しているのだろう。
「野党は纏まりたい。でも、纏まるためには政策がぼんやりする。この矛盾を解決するのかが難しい」
安倍政権は左右問わず、幅広い政策を掲げており、野党が活躍する場を奪っている。これが野党が纏まれない一番の理由ではないだろうか。纏まるべき旗印を見つけられないのだ。
次期衆院選で、愛知７区から別の選挙区に鞍替えする可能性については「白紙なので何も決まっていない」と語った。
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